モデルワークス製「木造電車庫」キットの各所に手を入れて完成作品にしたものです。
スケールは一応16番。1/80としていますが、地方の中小私鉄によくあるような形態と大きさですので、1/87でも使用可能です。

開口部の幅は、KATOユニトラックの標準複線間隔(線路中心線間隔55mm)で、問題なく車両を留置できます。
高さについてはキット標準のままではやや低かったので改造。ユニトラックに電車を載せてパンタグラフを上げても引っかからない程度に高くしました。

車庫本体の外壁はSTウッドの細切りとバスウッドを全面に張り、さらに板1枚ごとに釘穴を表現しています。
木質部の塗装はSTカラーをベースにミグプロダクションのウォッシング液などで木質感をより強調するようにしています。
張り出し部の工作室は外壁をモルタル表現しています。
同工作室の屋根は錆びたトタンとしていますが、その表現技法は戦車模型などで注目されているヘアースプレー技法とその最新発展技法やチッピングと呼ばれる塗装法を組み合わせてサビサビ感をだしています。

スケール:1/80
慨寸: W:190mm(側面工作室張り出し部含む)、L:250mm、H:110mm
ベースキット:モデルワークス製「木造電車庫」
KATOのユニトラックに電車を載せてパンタグラフを上げても引っかからないぐらいに全高を高くしてあります。
正面開口部W:105mm、H:80mm
裏面開口部W:45mm、H:80mm
備考:CRD制御のLED(電灯笠付き)4灯電飾済み。模型下部から出ているリード線に直流3~15Vをかけるだけで手軽に夜景が楽しめます。
電飾配線の半田付け部はショート防止のため熱収縮チューブで絶縁してあり、リード線も配線のしやすさを考慮。レイアウトへの組み込み安心です。
車輌、レールは含まれません。