焼き芋屋

木枯らしが街を吹き抜けると恋しくなるのが焼き芋です。
葉をすっかり落とし枝ばかりとなった木は、一層寒さを感じさせます。緑が残っているのはどこかの家の低木、山茶花(さざんか)でしょうか。電柱の周りには落ち葉が吹き寄せられています。

焼き芋屋さんが屋台や軽トラックに専用の釜を積み売り歩く姿は、日本の冬の風物詩のひとつです。売り歩く際は、「いーしやぁーきいもー、おいもー」といった独特の節回しで呼びかけるのが定番です。

最近ではスーパーの店先やコンビニでも販売しているところもありますが、一昔前までは焼き芋というのはどこからともなくあの独特の声が聞こえて来て、買おうかどうしようか財布を握りつつ悩んでいる間にもうどこに行ったかわからないという非常に神出鬼没で入手困難なものでした。

情景に使った屋台はエコーモデルのキットを組み立てウエザリングをしたものです。
LED2灯による電飾のうち1灯は屋台本体に組み込んであり、ICを使ったゆらゆら回路で灯が揺れている雰囲気を出しています。電柱の街灯も定電流ダイオードであまり強くない明るさに調整しています。

スケール:1/80
慨寸: W:75mm、D:75mm、H:120mm
備考:灯り用の電源として単3電池2本用の電池BOXを台座内に収めてあります。
LED2灯による電飾のうち1灯は屋台本体に組み込んであり、ICを使ったゆらゆら回路で灯が揺れている雰囲気を出しています。電柱の街灯も定電流ダイオードであまり強くない明るさに調整しています。