撮影 全て 山中 洋 氏

とれいん誌2017年2月号、4月号に製作記事が掲載されている作品そのものです。

駅や駅前のたたずまいは変わっても、旅の思い出は消えません。
今回は駅前旅館を再現してみました。いわゆる「商人宿」(あきんどやど)です。
家族だけで経営している場合がほとんどです。
風呂トイレ洗面は共同。朝起きると共同の洗面で、顔を洗ったり、歯を磨いたり、ヒゲを剃ったりする、そんな宿です。
『男はつらいよ』を見ていると、大抵、寅さんが泊まっているあれです。残念なことにこのような宿はビジネスホテル化されたものが多く昔ながらのものは非常に数が少なくなっています。

外観は板張りと白壁が鮮やかなコントラストを見せています。窓もほとんどが引き戸タイプで中が良く見えます。燈りともすと、障子張りによる美しい室内が浮かび上がります。
照明用に電灯色LEDを6灯取り付けています。

スケール:1/80

慨寸: W:215mm、D:120mm、H:110mm

備考:CRD制御のLED(光がやわらかく拡散するキャップ付き)6灯電飾済み。模型下部から出ているリード線に直流3~15Vをかけるだけで手軽に夜景が楽しめます。
リード線は配線のしやすさを考慮。レイアウトへの組み込み安心です。

レイアウト等への組み込みをさらに簡単にできるようにしました。地面もなじみやすい色にしてあります。既存の地面と同じ色調にもしやすいように色の乗り易い素材を使っています。