汽笛が聞こえてくるようなストラクチャー
小さなものですが線路ぎわに一つそれがあるだけで鉄道の実感が増すような
そんなストラクチャーを作りました。
想像はいくらでも広がります。
心象風景を膨らます手助けになるような詰所を作りました。
窓はレーザー抜きを使用し、淡い水色としました。
壁面からは突き出たH型煙突、出入り口前には簡単な黄色い鉄柵があります。
差し掛け屋根の下には水道と流し、そして二層式洗濯機があります。
流しは角材を井桁に組んだ上に載っています。
屋根は瓦屋根、雨どいも取り付け済みです。
波板の差し掛け屋根と庇の色は錆止め塗料のままの鉛丹色が基本ですが、経年による渋みを出すために、実物の観察をもとにエージング作業を行っています。
差し掛け屋根と庇(ひさし)は方杖などをほぼ実物どおりの構造で再現しました。
塗装はSTカラーばかりではなく、深みを出すためにミグやAKの塗料やピグメントやウォッシング液、さらにパステルなどで質感をより強調するようにしています。技法はチッピングをはじめとする最新技法を採用しています。
スケール:1/80
慨寸: W:110mm、D:50mm、H:50mm
備考:CRD制御のLED2灯電飾済み。模型下部から出ているリード線に直流3~16Vをかけるだけで手軽に夜景が楽しめます。
屋内配線が見えないように工夫し、配線の半田付け部はショート防止のため熱収縮チューブで絶縁してあり、リード線も配線のしやすさを考慮。レイアウトへの組み込み安心です。
建物下のスペーサーは撮影用に使用したのみで、実際には付属しません。