クラシック ストーリー製キット「三波簡易郵便局」のスペシャル完成品です。

波の音、風の音、潮の香りが似合う三波簡易郵便局は能登半島三波地区の海沿いにある、風情ある簡易郵便局です。
郵政民営化の際、2007年10月の民営化周知ポスターやCMに起用された全国5郵便局のうちのひとつで局舎は鮮やかな水色でしたが、潮風を浴び続けて色褪せています。

キットは1/87で20セットが販売され、さらに極少数の1/80が販売された激レア品です。
外形はキットを活かし、さらに匠ジオラマ工芸舎テイストを随所にちりばめています。
最も目に付く外壁の退色や塗料の剥げ具合は資料を参考にチッピング技法を主体に行い雰囲気を出しています。
屋根瓦の色も赤瓦のような黒いような微妙な色合いを再現しています。
1階と2階の床と天井を新たに作り、LEDによる電飾を行っています。さらにカウンターも設置しました。
雨樋の追加も今回は見所のひとつで、雨樋受けも設置。特にたて樋の取付金具(通称でんでん)を再現しています。

風雪に耐え、どことなく愛らしいこの建物は、今も立派な現役の郵便局です。

スケール:1/80
慨寸: W:165mm、D:110mm、H:115mm
備考:CRD制御の電球色LED2灯電飾済み。(模型下部から出ているリード線に直流3~14Vをかけるだけで手軽に夜景が楽しめます。
リード線は配線のしやすさを考慮。レイアウトへの組み込み安心です。
画像に見えるスペーサーは撮影用のもので、製品には付属しません。