「四号標準駅舎」のスペシャル完成品です。
地方の幹線、亜幹線の駅で急行や準急も停車するという設定。
かつて地域の発展に貢献し街の変化を見守り続けた木造駅舎は、歴史を伝える生き証人です。駅を利用した人々の息づかいが今でも聞こえるようです。
技術を凝らした精密な機関車や客車たちには彼らを引き立てる舞台を用意してあげてください。

キットの素性が良いため本体はストレート組ですが、キットでは再現しきれていないところ、ウェザリング、電飾など匠ジオラマ工芸舎テイストを随所にちりばめています。
雨樋の追加や外からよく見える待合室内部を中心にディテールアップをしています。
瓦屋根の継ぎ目の処理も実物によくあるタイプのものにしています。
通票閉塞器を張り出し室に設置してあります。
ウェザリングは広い屋根を中心に、4~5段のドライブラシで奥深い表現を。外観の木部は部分的に塗ったクレオソートが経年劣化している表現もしています。

照明には10灯の電球色LEDを使用し、夜景も見所の一つです。

スケール:1/80サイズ
慨寸: W:270mm、D:163mm、H:85mm
CRD制御のLED10灯電飾済み。模型下部から出ているリード線に直流3~16Vをかけるだけで手軽に夜景が楽しめます。
リード線は配線のしやすさを考慮。レイアウトへの組み込み安心です。
キットには標準でホーム側面と道床が含まれていますが、それらを使用することも考え、取り付け穴は埋めてありません。線路を敷設する場合は特に16番の場合お手持ちの機関車を実際に置いてホームとの間隔を確認して現物合わせで敷設することをお奨めします。