汽笛が聞こえてくるようなストラクチャー。
モデルとなったのは、信越線や山陰線、福知山線、姫新線、播但線などの旧駅舎たちです。
温かみのある木造駅舎。
夜になれば素朴な灯りが安らぎを与えてくれます。
建物は3号標準駅舎を基礎としていますが、増改築により、大きな窓が並ぶ明朗な近代国鉄風の駅舎となった姿としました。
宿直室の窓は外からの目隠しにすりガラスになっています。
窓や戸はレーザー抜きを使用。雨どいや改札のラッチも取り付け済みです。
改札のラッチもレーザー抜きを使用し、国鉄風のカッチリとした仕上がりを再現しました。
ホーム側の張り出し室には赤い通標閉塞機があります。
防火用水の赤いドラム缶やほうき、チリトリ、ゴミ箱も配置、水道の蛇口は真鍮製で時代をそれとなく表しています。
ホームのコンクリート部には経年によるひび割れ表現もあります。
駅舎全体もエージングを施し、特に入り口と物置の屋根の波板はいたみがひどくサビサビになっています。穴が開かないうちに葺き替えたほうがよさそうです…という状態を表現しました。
スケール:1/80
慨寸: W:230mm、D:135mm、H:70mm
備考:CRD制御のLED(光がやわらかく拡散するキャップ付き)4灯電飾済み。模型下部から出ているリード線に直流3~16Vをかけるだけで手軽に夜景が楽しめます。
電飾配線の半田付け部はショート防止のため熱収縮チューブで絶縁してあり、リード線も配線のしやすさを考慮。レイアウトへの組み込み安心です。
駅名はフリーの駅としても使用できるように接着力の弱い両面テープで土台となる板に貼ってあります。
全体を2,5mm厚の板(MDFボード)の上に配しているので、レイアウト等に簡単に組み込めるようにしました。駅前の地面もなじみやすい色にしてあります。既存の地面と同じ色調にもしやすいように色の乗り易い素材を使っています。
建物下のスペーサーは撮影用に使用したのみで、実際には付属しません。