汽笛が聞こえてくるようなストラクチャー。
温かみのある木造駅舎。
夜になれば素朴な灯りが安らぎを与えてくれます。
そして利用者は駅舎に愛着を感じています。

想像はいくらでも広がります。
心象風景を膨らます手助けになるような木造駅舎を作りました。
モデルとなったのは、信越線や山陰線、福知山線、肥薩線などの旧駅舎たちです。

特徴の一つは差し掛け屋根です。
ホームから側面をぐるりと回って反対側の正面入り口の屋根にもなっています。
このタイプは嘉例川駅や上神梅駅など有形文化財に指定されている有名駅舎にも見られます。

もう一つの特徴は宿直室を駅本屋と棟続きながら、付け足したように宿直室を駅本屋から外に出したことです。その際物置も合わせて建ててあります。
この宿直室は信越線の東光寺駅旧駅舎などに見られたものを本屋部分と違和感が無いように模型的にアレンジしたものです。
宿直室の窓は外からの目隠しに下2/3がすりガラスになっています。
夕飯時になると当番の駅員さんの得意料理の匂いが漂ってきます。

スケール:1/80
慨寸: W:300mm、D:130mm、H:80mm
備考:CRD制御のLED6灯電飾済み。模型下部から出ているリード線に直流3~16Vをかけるだけで手軽に夜景が楽しめます。
屋内配線が見えないように工夫し、配線の半田付け部はショート防止のため熱収縮チューブで絶縁してあり、リード線も配線のしやすさを考慮。レイアウトへの組み込み安心です。